ヴェルディ:「オテロ」 1951.8.7
2007年 11月 13日
1951.8.7
ザルツブルク音楽祭でのライブ
Foyer 2CF-2002
HUNT CDWFE-353
RODOLPHE RPC-32561/2
ザルツブルク音楽祭での「オテロ」の初上演。
ということもあって、巨匠のスコアリーディングは綿密を極めたであろう。
1音1音が意味のあるものとして生かされている。
ヴェルディらしくなく、良い面で格調高い。
第1幕「乾杯の歌」、第3幕ラストの五重唱から六重唱など、芸術的で格調高いため、オペラの舞台とは別世界で音楽に浸ることになる。
伴奏が雄弁であることは、巨匠の常である。
第4幕など、ウィーン・フィルの柔らかで優しいサウンドが、悲劇からの救いとなっている。