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CD鑑賞日誌


by furt-orooro

ブラームス:交響曲第1番 1953.5.18

フルトヴェングラー&ベルリン・フィル
1953.5.18
ティタニア・パラストでのライブ

ドイツ・フルトヴェングラー協会
TMK-5294

うねりを伴う大きな歌。ホルンの柔らかなフレーズのすばらしさ。
名演であるが、音質ベストでなおかつ入手しやすいCDのない「幻の名演」?
以前KING盤にてレビューをUPしている。
当CDは、アイヒンガー&クラウス的な音痩せと漂白化を辛うじて免れていて、音はダイナミックに再現されてくる。

以前の日本フルトヴェングラー協会報の中では、
LP Green Hill Records GHLP-FUR-03 HQの試聴レポートがあり、
「今回の演奏が最もすばらしいのではないかとの声が多く聴こえてきた。この演奏について、このLPと同等の音質を持った完全な形でのCDの出現を期待したいものである」
と言われている。
MYTHOSは、このLP盤起しだが、当然の如く化粧がなされているのでLP同等同質という訳ではない。
上記LPからのストレートな盤起しを聴きたいものである。

同演異盤
1.KICC-2298 音揺れあり △
2.ドイツ協会 ○
3.ELA-902(2のコピー) ×
4.TAHRA FURT-1019 ×
5.MYTHOS △
6.WFJ-33/34 ◎
by furt-orooro | 2007-10-17 23:29 | フルトヴェングラー