ブラームス:交響曲第1番第4楽章 1945.1.23
2006年 10月 18日
1945.1.23
戦時ベルリン、ラスト・コンサート
DELTA
DCCA-0026
モーツァルト40番演奏中に空襲による停電で演奏中断。
プログラムは、ブラームス1番で再開される。録音は第4楽章のみが残った。
異常事態の下で、緊迫感と美しさに溢れた演奏。
演奏はこの楽章の古今最高のものである。
音質は、厚みと勢いがあり、高低の分離も良い。フランス協会CDのような臨場感はないが、アナログ的な良さがある。
フランス協会盤については、2005.11.2の記事参照。
Coupling
ブラームス:交響曲第1番
1947.8.27
ルツェルン祝祭管弦楽団
覇気ある推進力とエネルギッシュな高揚。オーケストラのアンサンブルも拡散気味ではあるがフルトヴェングラーのタクトによく答え応じている。
名演であることを実感できる。