ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 (Vn)メニューイン 1947.9.30
2006年 04月 25日
1947.9.30
ティタニア・パラストでのライブ
FONIT CETRA
CDC-1013
CDは日本のビクター製。
意外にも(?)音が良い。軽度の擬似ステとエコーだが、それが良い方に作用して、厚みのある音になっている。重厚なベルリン・フィルのサウンドにふさわしい。しかも低域が団子状態ではなくて、音色の分離がよく、DBなど実に柔らかく響いてくる。
Vnソロの透明感も失われていない。
このコンビの同曲演奏、ルツェルンやフィルハーモニアのオーケストラでは聴くことのできない低域の豊かさがある。
このコンビの同曲演奏のベストCDと言えるだろう。
Couplingは、
ベートーヴェン 交響曲第1番
ウィーン・フィル
1952.11.30
こちらも鮮度の良い、STEREOに匹敵するような(この音質ならMONOでも十分と言えるような)高音質。
見かけたら、ゲットして損はない。
レビューは、「フルトヴェングラー鑑賞記」より