フルトヴェングラー ブラームス 交響曲全集
TOCE 9086/90
独エレクトーラ社によるブライトクランク
日本のみの発売
第1番 ウィーン・フィル 1952.1.27
ムジークフェライン
第2番 ベルリン・フィル 1952.5.7
ミュンヘン・ライブ
第3番 ベルリン・フィル 1949.12.18
ティタニア・パラスト
第4番 ベルリン・フィル 1948.10.24
ティタニア・パラスト
ハイドンの主題による変奏曲 ウィーン・フィル 1949.3.30
ヴァイオリン協奏曲 (Vn)メニューイン ルツェルン音楽祭管 1949.10.7
ササキレコードには7500円で飾ってある。ユニオンの色別割引でゲット。
ブライトクランクと侮るなかれ。
TOCE 9364/8のチャイコフスキー、ワーグナー、R.シュトラウス集同様の成功例。
音色の密度の濃いまま、空間を適度に広げることに成功している。
CC35シリーズのようなスカスカ感は皆無。ベートーヴェンのブライトクランクのように空間は広くなるが無機的な音になるということでもない。
密度の濃い音色が分離良く響くことになっている。
特に、CC30-3357/60で音質の悪かった、第2番は見違えるような清楚で豊かな音になっている。第1楽章のVcの豊かな音、弱音部の空気感、高低の分離の良さ、など、この演奏の真髄を見るようである。当盤で聴けば、「音が悪い」と思わなくてよいのでは。
フルトヴェングラーのブラームスの交響曲全集
1.東芝 CC30-3357/60
2.東芝 TOCE 9086/90
3.(分売)東芝EMI グランドマスターシリーズ HS-2088リマスター 音は荒れ気味
4.(分売) 同 オリジナル紙ジャケのシリーズ HS-2088表記
5.(分売) 同 「永遠のフルトヴェングラー」表記 HS-2088表記
6.EMI References CHS5 655132 ARTリマスター
1.2を見かけたら、購入して損はない。
というか、良い音色で聴きたいと思ったら、1and2で。
各演奏レビューは随時、
「フルトヴェングラー鑑賞記」にUP予定。