CD鑑賞日誌


by furt-orooro

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b0056240_1432723.jpgフルトヴェングラー&ウィーン・フィル
1951.8.19
ザルツブルク音楽祭でのライブ

KING(SEVENSEAS)
KICC-2216

ff部の勇壮、雄大さ。第1楽章第2主題、第2楽章第2主題のウィーン・フィルの美音を生かした潤いある美しさ。
緩急強弱のコントラストの大きな名演である。

なぜか同演異盤CDの数が多い。
1.HUNT CDWFE-360 未聴 
2.VIRTUOSO FV-3010 
  評価は高いので、試聴したが、音が粗い。×
3.KING ◎
4.ARKADIA CDWFE-360.1
  2よりも入力レベルが高いようで、やはり荒れた音。×
5.英EMI CDH-5 65750 2
  エア・チェック音で貧弱。×
6.ARCHIPEL  ARPCD-0109
  ARCHIPEL的ドライで粗く、のっぺりした音。×
7.ORFEO C409 048 L(8CD)
  ORFEO的音色漂白化。×

ということで、KING盤は、Nさんが、
「整音少なく雰囲気が損なわれていない」
と述べていて、探していたのだが、その通りであった。
同演異盤CDのベスト。

レビューは「フルトヴェングラー鑑賞記」より。

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by furt-orooro | 2006-12-28 12:50 | フルトヴェングラー
フルトヴェングラー&ルツェルン祝祭管
Vn:メニューイン

日本フルトヴェングラー協会
WFJ-51/52

1.ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 1947.8.29
  SP盤起し。ピッチが高いようだ。編集ミスのため、修正盤がくるとのこと。
 TESTAMENTよりは、自然で柔らかな音。
  東芝TOCE-6058と聴き比べようと思って、TOCE-6058を聴き始めたら、Vnソロの高貴な色艶がすばらしく、聴き惚れてしまった。
 (演奏については、「フルトヴェングラー鑑賞記」の同演奏欄参照)

2.ブラームス: 同 1949.8.29-31
  SP盤起し。SPノイズは思ったより小さい。タイムからすると、ピッチが高いのではないだろうか。
  オーケストラの響きは柔らかく、かつ輝かしい。Vnソロの高音はすばらしい。
  TOCE-6066と当盤が、同演異盤CDではベストになる。
 (TOCE-6066については、6/9の記事参照)

3.メンデルスゾーン 同 ベルリン・フィル 1952.5.26
  OTAKENと同じく、RCA LM1720からの盤起し。これも柔らかく鮮明な音で良好。
  演奏のすばらしさを実感できる。

入手は、同協会へ。

 「フルトヴェングラー鑑賞記」にブラームスUP

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by furt-orooro | 2006-12-26 12:40 | フルトヴェングラー
フルトヴェングラー&ベルリン・フィル
1937.5.1
ロンドン、クイーンズホール
ジョージ6世戴冠祝典演奏会ライブ

フルトヴェングラー・センター
WFFC-0301(CD-R)

「第9」の季節。
今年は、「バイロイトの第9」のDELTA、「ルツェルンの第9」のOTAKENの決定盤を堪能してきた。
2004年には、「ベルリンの第9」(1942.3.23-24)でDELTAの決定盤が出ている。

1年ぶりに取り出したのは、
「ロンドンの第9」。
(2005.12.7 掲載)

ジョン・アードインが、「フルトヴェングラー、グレイト・レコーディングス」の中で高く評価している。
録音は1937年という年代を考慮すれば、驚異的に良いだろう。ノイズはあるが十二分に鑑賞に堪え得る。
第3楽章の美しさは、一聴に値する。ベルリン・フィル全盛期のこれぞ黄金色の音色。

市販されていないので、入手は、フルトヴェングラー・センター。

「フルトヴェングラー鑑賞記」に、「ロンドンの第9」演奏欄 追加。

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by furt-orooro | 2006-12-25 12:40 | フルトヴェングラー
フルトヴェングラー&ベルリン・フィル
1949.3.14/15 の編集盤

東芝EMI TOCE-6521/2
ブライトクランク

当CDは、第3楽章、第1主題Bの2回目以降、
及び
16’00以降の数分、
第4楽章提示部第2主題後半以降、
及び、
展開部後半から再現部第2主題まで、
聴衆の咳が入り、その部分は、3.15のライブとなっている。

各方面で、このブライトクランクは成功例と評価されていて、聴いてみたいと思っていたが、中古市場ではあま流通していない。
以前、HS-2088リマスアー盤を聴いていたが、これは音の洪水的で騒がしさだけが目立つものだった。
当ブライトクランクは確かに成功例。弦の厚みの密度を保ったまま空間が広げられており、
豊潤な弦の響きと、繊細な弱音部、大迫力のffを聴くことができる。
このブル8の演奏は、本当にすばらしいと、個人的には思う。
ピーター・ピリーも「レコードのフルトヴェングラー」の中で、フルトヴェングラーのブル8の演奏を「当代最高のもの」としている。

1949.3.14  ダーレム、ゲマインデハウスでの聴衆なし放送用録音
  楽想を熟知し把握した確かな構成力と造形力に基づいた理知的なアプローチが成されている。

1949.3.15  ティタニア・パラストでのライブ
  ライブならではの熱気が充満し、造形力+即興的な要素の融合。
  但し、聴衆の咳が、苦笑しなければならないほど多い。

レビューは、「フルトヴェングラー鑑賞記」より。

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by furt-orooro | 2006-12-21 12:50 | フルトヴェングラー
b0056240_1255293.jpgフルトヴェングラーの、2006年リリース及びリスニングCD、ベストをセレクトし一段落。

シューリヒトのモーツァルトの話題。

パリ・オペラ座管弦楽団との、
モーツァルトの交響曲、
第36番「リンツ」
第38番「プラハ」
第40番
第41番「ジュピター」

「ジュピター」のフィナーレ、このフーガをこれほどまでに立体的に浮かび上がらせた例はない。モーツァルトが書いた楽想がそのまま生かされて音になっている。高から低、低から高の推移の目の覚めるようなすばらしさ。
「リンツ」と「プラハ」も言わずと知れた名演で、これ以上の演奏表現はないと思われる。
40番、第1楽章、フルトヴェングラーを意識したかどうか定かではないが、本来なら、疾駆する速いテンポをとるだろうが、敢えて遅いテンポで仕上げている。フィナーレは、「ジュピター」と同じく、スコアの隅々にまで光が当てられ、そのすべてが浮かび上がってくる。
モーツァルト・イヤーの1年、これらの演奏を聴かないと残念。

「フルトヴェングラー鑑賞記」で、「シューリヒトのページ」をリニューアル。

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by furt-orooro | 2006-12-18 12:50 | シューリヒト
2006年ニューリリースを除き、
2006年に、聴いたフルトヴェングラーのCDの内、ベスト15

1.モーツァルト:「魔笛」ウィーン・フィル 1951 ARKADIA CDWFE353.2 
  音質は2チャンネル録音と思われ、 ステレオ的で鮮明、明瞭。とても良い。
  日本フルトヴェングラー協会盤も出たが、音の厚みでこちら。

2.シューベルト:「グレイト」ベルリン・フィルb0056240_12182381.jpg
  1953.9.15
  RVC R32C-1093
  弦楽器群は各々潤いある色彩的な音色で聴くことができる。この会場でも、弦楽器群はこのような潤いと色彩感ある響きがしたのだろうし、これだけの音質の録音も可能であったということだ。


3.ベートーヴェン:「英雄」ベルリン・フィル 1952.12.8 
  ARKADIA CDWFE 363
  最高の「英雄」。音も鮮度良く生々しい。

4.ワーグナー:「マイスタージンガー」 東芝 CE25-5828/31
  前奏曲の音楽の勢いとアンサンブルのカラフルさ。最高だ!!!

5.ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ルツェルン 1947.8.29 TOCE-6066
  同演異盤を何枚も聴いたが、結局、初出のこのCDがナチュナルだしカラフルだった。

6.ブラームス:交響曲全集、ヴァイオリン協奏曲、二重協奏曲、ドイツ・レクイエム  
  ELECTROLA (西ドイツEMI)CZS 25 2321 2 
  どれも硬質の確かな音。圧巻は二重協奏曲。ヴァイオリン協奏曲も音質良し。

7.ブラームス:交響曲全集、ヴァイオリン協奏曲 東芝EMI TOCE-9086/90
  ブライトクランクの成功例。ヴァイオリン協奏曲はTOCE-6066が入手難なのでセカンド・ベスト。

8.ブラームス:交響曲第2番 LPO  KING KICC-2307
  これも同演異盤を多く聴いたが、これが1番。ナチュナルで鮮明なサウンド。

9.ブラームス:交響曲第2番 ウィーン・フィル 1945.1.28 
   DG POCG-2341

10.ベートーヴェン:「合唱」ウィーン・フィル 1953.5.31 
   NUOVA ERA 013.6300交響曲全集より

11.バッハ:「マタイ受難曲」 ウィーン・フィル 
   MOVMENTO MUSICA 013005
   (国内盤仕様 KING KKCC-4091/3)

12.ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」 PO 東芝CC30-3352/55
  これも初出のこのCDの音がベスト。

13.ブルックナー:交響曲第8番 ウィーン・フィル 1954.4.10 
  HUNT CDWFE355

14.戦後復帰演奏会 1947.5.25 「第5」、「田園」 
  RODOLPHE RPC32522/24

15.ベートーヴェン:「英雄」ベルリン・フィル 1952.12.8 
  RODOLPHE RPC32522/24よりの両チャンネル、プライベート盤

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by furt-orooro | 2006-12-11 12:30 | フルトヴェングラー
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フルトヴェングラーのCD(CD-R)
2006年にリリースされた中からのマイベスト10+α 

1.「バイロイトの第9」 
  DELTA DCCA-0029
 原音復帰。エンジニアの丹念な手作業によるノイズ除去で、LP盤起しながら鮮明な音で、LPを超えて、演奏本来の音を再現している。

2.「ルツェルンの第9」 b0056240_1228522.jpg
  OTAKEN TKC-307
 最新技術によって、当時の高音質な放送ソースをそのままCDに取り組むことに成功しており、生々しく鮮度の良い音で、やはり演奏の真の姿を明らかにしている。





3.ハイドン Sym.88 & シューマン Sym.4 
  フルトヴェングラー・センター WFHC-011
 DGGのLP及びSP盤起し。色彩感ある音で、ベルリン・フィルの黄金のサウンドを堪能できる。

4.ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 レーン 1944.1.9 
  DELTA DCCA-0021
 臨場感と色彩感ある温かな音色。OPUS蔵盤は低域が異様なほど強く大きく、これがMELODIYAのLPの本来の姿と言うことだが、MELODIYA・LPからプライベートでCDRにしていただいた「第5」、「合唱」「グレイト」などと比べると、やりすぎ(いじりすぎ)であろう。仏協会の色白の漂白化された音でもない。同演異盤ベストCD。

5.ベートーヴェン:交響曲第7番 ウィーン・フィル 1950.1 
  日本フルトヴェングラー協会 WFJ-43
 SP盤起しだが、ノイズは少なく、柔らかなサウンドが再現される。東芝CC35と並び同演異盤ベスト。

6.ブラームス:交響曲第1番 ウィーン・フィル 1947.11 
  日本フルトヴェングラー協会WFJ-42
 同じくSP盤起しでウィーン・フィルの魅力満載。

7.ベートーヴェン:交響曲第7番 ベルリン・フィル 1943.10 
  DELTA DCCA-0023
 CROWN PALETTE盤が入手できない中、数ある同演異盤CDの中でベスト。

8.ブラームス&メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲 
  OTAKEN TK-4004(CD-R)
 RCA LP盤起し。LPの輝かしい響きがダイレクトに伝わってくる。

9.ベートーヴェン:交響曲第5番 ベルリン・フィル 1947.5.27 
  DELTA DCCA-0027

10.ブラームス:交響曲第1番 ACO 1950.6.11 
  DELTA DCCA-0020
 ACOの滋味深い響きのもとでの名演。

11.ブラームス:交響曲第1番第4楽章 ベルリン・フィル 1945.1.23 
  DELTA DCCA-0026

12.戦後復帰演奏会 ベートーヴェン「第5番」、「田園」1947.5.25 
  DELTA DCCA-0022
 初期KING国内盤が入手困難な中、数ある同演異盤CDの中ではベスト。

13.モーツァルト:「魔笛」 ウィーン・フィル
  日本フルトヴェングラー協会 WFJ-48/50

14.バルトーク:ヴァイオリン協奏曲 メニューイン PO 1953.9 
  OTAKEN TKC-304

2006年総評
 年末になって、「ルツェルンの第9」、「バイロイトの第9」の決定盤が登場。このような音で聴けることを待っていた。
 DELTAのノイズ除去技術と、OTAKENの「ルツェルン」方式でのCDへの情報固定法、両者が融合されると最強のものが製作されるように思う。
 来年は、「ウラニアの英雄」、1951の「グレイト」、などでの決定盤を望む。

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by furt-orooro | 2006-12-06 12:30 | フルトヴェングラー
b0056240_1258128.jpgフルトヴェングラー&ベルリン・フィル

ハイドン:交響曲第88番 1952.12.5
シューマン:交響曲第4番 1953.514

ベルリン、イエス・キリスト教会でのスタジオ録音。

フルトヴェングラー・センター
WFHC-011

DGGのLP(ハイドン)、SP(シューマン)起し。

ハイドンについて、解説に、
「特に木管のくっきりと聞こえながらも他の楽器群と溶け合った美しさやヴァイオリンの天翔る喜び、深々としたバスの響き」
とあるが、その通りで、
両曲ともに、このコンビのすばらしさを堪能できる。

センターからは、
フランス・ドイツ協会共同制作の
SWF062/4
ブラームス交響曲全集の知らせが来た。
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by furt-orooro | 2006-12-04 12:50 | フルトヴェングラー