CD鑑賞日誌


by furt-orooro

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b0056240_9153333.jpgフルトヴェングラー&ベルリン・フィル

DR 930065

HOSANNA盤(CD-R)(10/17のブログ参照)同様、所有CDは右チャンネル偏重だが、強音部では音が中央から左にかけても聴こえるような聴感で違和感はない。
HOSANNA盤よりも穏やかな音である。音色は若干薄くなっているかも。

演奏はすばらしい!!!BPOの密度の濃い結晶化したアンサンブルここにあり。
「ウラニアの英雄」や、1952年VPOスタジオ録音以上の部分も多々ある。
それらと同等か、それら以上に評価されても良いだろう。もっと高く評価されるべき演奏だ。

レビューは、「フルトヴェングラー鑑賞記」より。
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by furt-orooro | 2005-10-31 00:00 | フルトヴェングラー
フルトヴェングラー&ウィーン・フィル
スタジオ録音

GRANDSLAM
GS-2007

HMV FALP115の起し。

低弦の音色の分離良く、細かなパッセージまで明瞭に聴こえるのが良い。
高音は、OTAKEN(CD-R)の輝かしさや、DELTA(SP復刻)のようなソフトな煌きではなく、
ノイズのまとまりつきもあって粗いのであるが、高低の大きなコントラストはすばらしい。

この演奏のCDについては、当ブロクの、
5/26 TAHRA
6/17 DELTA
7/7 MYTHOS
のページも参照。

*この演奏CDなら、
① TOCE 7532 
  但し、TOCE 7530-4の全集なので入手困難なので、CC35-3164(CD初出)。
② SP復刻で、DELTA盤
③ LP復刻で、今回のGRANDSLAM盤、
以上3枚+1枚を押さえたい。

*演奏について。
ピーター・ピリー 「レコードのフルトヴェングラー」より。
「フルトヴェングラーほど、第1楽章のゆっくりとした導入部を荘厳に演奏し、アレグロへの難しい推移を的確に判断した指揮者はいない。スフォルツァンドの和音にはその完全な価値が与えられ、-トスカニーニはこれを切り詰め、鋭く演奏する傾向があった-まことに広大かつ堂々たる演奏である。フルトヴェングラーは、アレグロの主要主題にアクセントをつけて批判されているが、しかしそれと気づくのには、かなりの音楽通でなければならない。それよりもはるかに重要なのは、7番のすべての盤を通じてみられる彼の興奮を掻き立てるうねるような指揮、破竹のごとき勢いと、しだいに高まっていくコーダの持続音のまとめ方、全体についてのすぐれた形式美である。
彼のアレグレットは、(一部省略)巨大な波のように広がってみごとな形を作り、ゆっくりとしたクレッシェンドは、展開する旋律と完全にマッチしている。」

*GRANDSLAM盤レビューは、「フルトヴェングラー鑑賞記」より。
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by furt-orooro | 2005-10-26 09:00 | フルトヴェングラー
フルトヴェングラー&ウィーン・フィル

第1部、第1曲から第33曲まで収録。

「非フルトヴェングラー」とされていたこともあるようだが、今では各方面で、フルトヴェングラーの演奏とされている。
詳細は、既に、「フルトヴェングラー・プラザ」、「フルトヴェングラー劇場」(LP GCL盤)、「趣味人」さんのページなどにUPされている。

音は悪くはなく鑑賞には十分堪える。
Vnのオブリガードの悲痛な高音の音色、しっとりとした安定感を与える低弦と、高低の音色は明瞭。
EvangelistのPatzarkはドラマチックすぎ、ソプラノのSeefrietも本調子ではない。
オペラ的に聴こえる部分も多い。
が、オーケストラの響きとしなやかなコーラスなど、なぜか、心洗われる感動を与える。

レビューは「フルトヴェングラー鑑賞記」より。
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by furt-orooro | 2005-10-24 10:00 | フルトヴェングラー
フルトヴェングラー&ウィーン・フィル
ムジークフェラインでのスタジオ録音

K35Y-1014 (1986)
CD初出盤。なかなか豊かな音である。
1楽章、3楽章ラストのムジークフェラインの美しい残響もカットされずに残っていて上出来。
後のリマスターCDの音の悪さに、「もっと豊かな響きのはず」と感じていたが、当盤なら一応OK。

下記HOSANNAの「英雄」といっしょに、安藤楽器(京王井の頭線永福町駅1分)で発見。
時々しか行かないが、フルトヴェングラーはレア物もあり。今やDU(ディスクユニオン)の中でフルトヴェングラーものが最も多いと思われるDU吉祥寺よりあり。
それに、シューリヒト&VPOの「英雄」ORFEO新品やBRSOとのブルックナー8番同新品が980円だったり、ALTUSのムラヴィンスキー物新品も安かったりする、不思議なお店。

*マーブルディスクには、今週、VPO150周年記念シリーズ国内盤が入ってます。
フルトヴェングラー1953.5.31の「合唱」、1945.1月のブラームス2番、
シューリヒトのブルックナー5番(この国内盤は稀少)、
クナの「グレイト」、など、1枚1300円-100円引きなので1200円。

クナ&VPO 1961.10.29のブルックナー8番(当ブログ2月10日の記事参照)、
KING盤2枚組4800円-2枚組なので200円引き。
でも、Syuzoさんは「ホワイトノイズは盛大で音抜けもあり、元はGolden Melodram盤と同じ」と述べている。
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by furt-orooro | 2005-10-22 00:00 | フルトヴェングラー
b0056240_16502627.jpgこの著作を読んでから、その中で取り上げられている演奏会を聴くと、より実感が湧く。
特に、1947.5.25の戦後復帰演奏会など。

クルト・リース
 「フルトヴェングラー-音楽と政治」
八木浩・芦津丈夫訳 みすず書房 より。

 「フルトヴェングラーが現れると、ホールをうすめた二千の聴衆はまるで狂気にかられたようだった。立ち上がり、拍手し、大声で叫ぶ。オーケストラの楽員たちも起立した。いまや、聴衆席からの叫び声は一種のレシタティーフとなって高まった。その声は明瞭に聞き取れた。「ここに留まれ、ここに留まれ…」
 フルトヴェングラーはエグモント序曲、田園及び第5を演奏した。演奏が終わったとき、喝采は何時はてようともしなかった。もう聴衆はこのホールから出て行かないのか、と思われるほどの場面が長くつづいた。
批評はどうだったか。いやそれはもはや批評ではなくして讃歌そのものであった。ベルリン最大の新聞「テレグレーフ紙」はこう書いている。「フルトヴェングラー、ベルリンに現れる!待ちに待った音楽上の大事件がとうとうティタニア・パラスト館で行われたのである。われわれはワーグナーの言葉を借りて『昔の時代はよみがえった』と叫びたい。昔のフィルハーモニーの力強い交響的感銘を味わったあの時代が帰って来たのだ。あのたぐいないフルトヴェングラーの暗示力と最高度の表現。不思議にも神秘的なと云うより外のない音楽の祝福が、今またふたたび以前どおりにくりかえされる。そしてフルトヴェングラー自身の言葉を借りていえば、この演奏の中にこそベートーヴェンの音楽の力強い作用力が発揮され、彼の思想は照らし出されるのである。」

*1947.5.25の「第5」について、
KING(SEVENSEAS)は、「第1楽章は5.27の演奏」と言われるが、
聴衆の咳などからすると、5.27の演奏ではなく、
CETRA=KING(SEVENSEAS)で、
共に、5.25の演奏で良いと思われる。

詳細は、「フルトヴェングラー鑑賞記」、ベートーヴェン、Sym.5。
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by furt-orooro | 2005-10-20 17:10 | フルトヴェングラー
フルトヴェングラー&ベルリン・フィル
1942.3.3

MELODIYA
MELCD10 00719

冴え渡るピアノ、木管パートの充実、Vnの甘美な音色、第2楽章のVcの綿々とした「歌」、
などなど、魅力的。

主なCDは、
①当MELODIYA、
②返還テープ系のDG、
③盤起し系、OPUS蔵、
など。

MELODIYAとDGだと、音と音色の厚みで、MELODIYA。

当MELODIYAのCouplingは、ベートーヴェン4番1943の全楽章ライブ。
レビューは「フルトヴェングラー鑑賞記」より。
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by furt-orooro | 2005-10-19 09:00 | フルトヴェングラー
フルトヴェングラー&ウィーン・フィル
ムジークフェラインでのライブ。

NUOVA ERA  013.6314

同レーベルのベートーヴェン交響曲全集(013 6300)がある。マーブルディスクに3800円くらいで置いてあった(6枚組、1枚あたり100円引きしてくれるので実際には600円引きになる)。
が、オークションでは1万を越えているではないか。
「日本コロンビア製」で音質良好だからだろうか。
確かに、1952.11.29の第1番など、目が覚めるほどの鮮烈な音であった
(当ブログ8月21日参照)。

この「英雄」も良質なMONO。TAHRAやVENEZIAのように高音がキンキンすることはない。むしろ、Vnは渋めの麗しい高音である。
ALTUSのようにマイクが弦に近く金管に遠いマイナス面の露呈もない。高域偏重でないので全体のバランスが保たれた聴感である。

同レーベル全集は見かけたら購入して損はないだろう。

レビューは、「フルトヴェングラー鑑賞記」より。

*NUOVA ERA
ベートーヴェン 交響曲全集 但しSym.2は無い。
Sym.
1. 1952.11.29 VPO
3. 1952.11.30 VPO
4. 1953. 9. 4 VPO
5. 1954. 5.23 BPO
6.     同上
7. 1954. 8.30 VPO
8.     同上
9. 1953. 5.31 VPO
他に序曲
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by furt-orooro | 2005-10-18 09:00 | フルトヴェングラー
フルトヴェングラー&ベルリン・フィル
ティタニア・パラストでのライブ。

Hosannna HOS-02(CD-R)

Disques Refrain盤同様、音は右偏重。左は主にノイズ。スピーカーから音を出すと、なぜか、バランスは良い。音は厚みと迫力があり、音色も良好。

演奏は、翌日12.8と比べて「手探り」との見方もあるが、 理知的な細かなテンポの変化、最強音へ向けての推進力のパワーとエネルギーの凄さ、オーケストラの充実した響きとアンサンブルの精度の良さなど、見事である。

このコンビの同曲では、1950.6.20をベストに押す声も多いが、小生は、やはり、
この1952.12.7の演奏。CDでは、当HOSANNAは、右偏重の難があるので、
やはり、CROWN PALETTE盤。

レビューは、「フルトヴェングラー鑑賞記」より。
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by furt-orooro | 2005-10-17 09:00 | フルトヴェングラー
フルトヴェングラー&ベルリン・フィル
ティタニア・パラストでのライブ。

KING(SEVENSEAS) KICC-2298

1楽章は音質面で音揺れ、アンサンブルの面でもまとまりの悪さがある。
2楽章は、常軌を逸した「歌」の凄さと美しさに唖然とする。
3.4楽章は音質も良い。4楽章のコーダで、テーマが朗々と吹かれる様は感動的。

同曲の「私的ベスト」は、9月13日のブログに掲載。

レビューは、「フルトヴェングラー鑑賞記」より。
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by furt-orooro | 2005-10-15 00:00 | フルトヴェングラー
b0056240_9141635.jpgフルトヴェングラー&ウィーン・フィル
1954年 ザルツブルク音楽祭でのライブ。

日本フルトヴェングラー協会
WFJ-36,37

「STEREO」表記。

今週下記ブルックナー7番と共に届いた。
日本フルトヴェングラー協会会報には、次のようにある。
「これは当時の2チャンネルテスト時代の録音資料であって、観賞用としては左右チャンネルをショートすればEMI系現行商品以上に聞き易い安定したモノラルになることを付言します。そしてEMI版モノラルからは2チャンネルは生まれませんから、いわば逆は真でないケース。」

序曲。
序奏部、ホルンは奥から手前へ。Vnは左隅、Vcは中央から右、Tiは右で響く。
ステレオだ!!!

と思いきや、第1主題になると、Vnが中央に寄ってきてしまう。
コーダ、Vnは中央、他は中央から右。
第1幕は、中央から左がメインになる。

Q:TAHRA盤(5/16.17のブログ参照)と比べて音質はどちらが良いか?
 TAHRAは、クンツ氏のコレクション。ソースとすると同じものなのでしょう。
 序曲については、協会盤は、TAHRA盤のような左右の揺れが少ないので良いと思われる。
他は同等か?

レビューは、「フルトヴェングラー鑑賞記」→「ウェーバー」→「Der Freischutz]
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by furt-orooro | 2005-10-13 09:00 | フルトヴェングラー