CD鑑賞日誌


by furt-orooro

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1.シューマン 交響曲第4番 スタジオ録音 MYTHOS PRO テスト盤 限定15枚
  イディア・クラシックへ。(初回入庫完売)

2.ブルックナー 交響曲第5番 1942 OPUS蔵 8/15発売
 MEODIYA LP盤起し。著作隣接権の関係で、「新世界レコード」には既にあり。
 (新世界レコード所蔵の盤で起したのでしょうか?)

3.ハイドン 88番 トリノRAI
        94番 VPO(ストックホルム・ライブ)
       104番 テアトロ・コロン
 DELTA 8/15発売とHMVにはあり。

4.ベートーヴェン 交響曲第7番 1950.1 GRANDSLAM 9/30発売
  女声混入はないのか?音質は?

1.2はもう聴かれた方がおられるかも知れません。
掲示板にでもコメントいただければ幸いです。
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by furt-orooro | 2005-07-29 18:05 | フルトヴェングラー
◇ 以前から聴いてきたフルトヴェングラーの演奏の中で、
演奏はすばらしいのに、音質が、最近の良質復刻の音
(DELTA、MYTHOS、仏協会、TAHRAのブルックナー7番など)
に比較して聴き劣りする(鮮度が悪い)ものがある。
次の3点。
① シューベルト : 「ザ・グレイト」 1951年11月 イエス・キリスト教会 DG盤
② シューマン  : 交響曲第4番 DG盤
③ フランク    : 交響曲 VPO 1953年12月 DECCA盤

どれもMYTHOSのLP盤起しがある。
但し②、③の劉邦さんの評価は良くない。
②はOTAKENのCD-R(トスカニーニ&フィラデルフィアの「ザ・グレイト」とセットなのが凄い)
もある。

◇ 今回①のMYTHOS盤を入手。
NR-5007

音の厚み、分離と鮮度の良さがある。
但し、パチパチというノイズが、この時期のLPからの起しとしては大きい。

新品、イディア・クラシックで2800円(LP2枚使用なので)、カデンツァ3000円、
オークションで中古2400円、DUのCDR特集で運良ければ1050-1260円、
駿河台下交差点際ザッツで委託品1800円。

レビューは、「フルトヴェングラー鑑賞記」、「更新履歴」より。

◇ ②はMYTHOSの新シリーズも出るらしい。
 ①②は、RXシリーズ特注で、ノイズ除去仕様も将来的に出るようだ。これに期待しよう。
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by furt-orooro | 2005-07-26 10:24 | フルトヴェングラー
トスカニーニ&NBC交響楽団
1940.5.6 カーネギーホールでのライブ

NAXOS 8.110805-6

12:25 8:38 4:25 16:20

Ⅰ.序奏、 音符が一つ一つしっかり奏でられ(音になり)、その上での流れの良さ。
提示部結尾、5:16-、「運命動機」の強靭鋭利なアタッカ。
「タタタタ」という動機が強調されている。
Ⅱ.麗しいVnの高音と、まろやかな低弦。
2:25位、他、所々、トスカニーニも歌っているのでは(声が聴こえる)。
Vnソロは楽譜通りで、各フレーズ終わりに休止が入り、最後の音を伸ばしていない
(尻切れトンボのような印象になる)。
Ⅲ.フレーズは短く、リズムは浅い。
Ⅳ.序奏、弱→強→弱の変化が、楽譜通りであろうが、平面的で小さい。
コラール、ホルン、トロンボーンと深みのある音。フレーズが短いためか、奥行きに不足する。
第1主題、遅い。ジュリーニ並の遅さ。
主題終結部は、トスカニーニ流アッチェレランドで追い込む。
結部のコラール、408-410小節、Tiのトレモロ追加。
コーダのTiの凄まじさ。
トスカニーニならではのパフォーマンス。

熱狂的な拍手喝采あり。

◇トスカニーニについて。
中学生の頃、フルトヴェングラーより前に、トスカニーニの「英雄」、「第5」、「未完成」、
廉価盤LPで愛聴していました。その後、空白。
CD廉価盤時代になり、RCAのシリーズを購入したところ、余りに粗末な、おもちゃの音楽隊のような音になってしまい、それから遠ざかっていました。
今回、壁男さんの掲示板で話題になった、当演奏を、dynamidenさんから拝借させていただきました。
音符の一つ一つをしっかりと音にしていく真摯な演奏。
ただ、奥行きや彫の深さに不足するかも知れません。

最近聴いた、フルトヴェングラー&ルツェルンの同曲演奏と比べてもそうです。
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by furt-orooro | 2005-07-25 09:35 | 他の指揮者
フルトヴェングラー&ベルリン・フィル
1951.5.1
ローマでのライブ

FURT1098

山岸さんが、「暖かく重厚な音色が再現されている」と述べておられる。
確かに、Vnの麗しい高音、こくと潤い感のあるVc・DB。その高低の谷間がしっかりと形成される。MONOでありながらのカラフルさは驚異的。

当日のプログラムは、他に「タンホイザー」序曲、「ドン・ファン」(DELTA)、ドビュッシー「夜想曲」より「雲」と「祭り」(KING)。
ドビュッシーに聴くのと同じ、色彩感に富む精緻なアンサンブル。
フルトヴェングラー&BPOサウンドの戦後の絶頂期。

演奏は、フルトヴェングラーの同曲演奏中、最もフォルムのしっかりしたものである。オーケストラの反応も鋭く、各フレーズが最大限に奏でられていく。

遅ればせながら、これは買いです(チャイコフスキー2枚組よりも)。
但し、表紙のこの写真はいけません。この若さと1951年がミスマッチ。
人によっては、写真見て、フルトヴェングラー若い=録音古い=音質悪い、
とのイメージになるでしょう。
このCDはマニア向けではなく、この曲を好む人に聴いていただきたいものです。
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by furt-orooro | 2005-07-21 09:43 | フルトヴェングラー

1944.1.9
Vnソロ:エーリッヒ・レーン(BPO コンマス)
MELODIYA

1月20日 DG盤
7月9日 仏協会盤
の記事あり。

Vn群は、仏協会盤より厚みがあり伸びが良い。DG盤より音色がある。
「ウラニアの英雄」ピッチ無修正盤の1楽章のような、鋭い切れ込み感あり。
対照的なVnソロの美しさ。

人気はあまりないが、小生は、この演奏を最も好みます。

レビューは、「フルトヴェングラー鑑賞記」より。
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by furt-orooro | 2005-07-20 12:07 | フルトヴェングラー
フルトヴェングラー&ウィーン・フィル

ISLANDPROS新シリーズ
RXシリーズ

伊HMV QALP 10034
オリジナル・フラットレコードからの復刻CD-R

詳細は「フルトヴェングラー鑑賞記」の「更新履歴」に。

密度の濃い、確かな音と音色。
フルトヴェングラーの魅力である、流れの良さと、
高低のカラフルさが引き立っている。
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by furt-orooro | 2005-07-19 12:57 | フルトヴェングラー
フランス協会 SWF971-2
フルトヴェングラー&ルツェルン音楽祭管
1947.8.20
Jesuiterkirche でのライブ。

DU新宿及び吉祥寺で、この協会盤のコピーとされる、
Elaboration ELA907-8(ブラームス1番とセット、1200円程度)を、2回試聴したことがある。1楽章の、ブーンブーンという回転するようなノイズゆえに断念したのだった。
Elaboration盤より、当協会盤の方が、柔らかな音と感じられる。

1楽章、ブーンブーンというノイズの中から、湧き起こってくる、厚いオーケストラの響き。
至純のコーラス。会場(教会?)の空気感と程よい残響。
ノイズは多いが、オーケストラとコーラスの流れの良い美しい「歌」に癒される。
2楽章の、会場にこだまするティンパニーの厳かな響き。
そして、
山場、6楽章後半のコーラスのフーガ。オーケストラとコーラスが一体となり、流麗に、荘厳に、
緩急強弱の大きなメリハリがつけられている。感動的!!!
(ウィーン盤で感心しなかったのは、ここの部分が、カラヤン?で修復されているからだ)

レビューは、「フルトヴェングラー鑑賞記」の「更新履歴」より、どうぞ。
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by furt-orooro | 2005-07-15 13:28 | フルトヴェングラー
フランス協会 SWF971-2
フルトヴェングラー&ルツェルン音楽祭管
1947.8.27

このオーケストラのVnの高音は麗しい。その良さが良く出ている。
イタリアのオーケストラと同じく、木管群のお粗末さはいたしかたない。
4楽章提示部前の、コラール部分の、ホルン、トロンボーンが織り成す、
オルガン的な音響がすばらしい。
会場の良さもよく出ている。

レビューは、「フルトヴェングラー鑑賞記」より、
ブラームス:交響曲第1番
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by furt-orooro | 2005-07-13 17:07 | フルトヴェングラー
フランス・フルトヴェングラー協会
SWF011-13
SWF011R
では、ベートーヴェン 交響曲第4番が3種類も聴けてしまう。

① 1943.6.27-30 放送用録音  SWF011&011R
② 1943.6.27-30 ライブ録音   SWF011R
②  同 ライブ 1.2楽章のみ     SWF012
③ 1953.9.4 ミュンヘンでのライブ SWF011

①は、VOX盤起し、及び「音色再現系」復刻のDELTAの2枚がベスト。
②は、迫力のSERENADEに対して、こちらは美しさが際立つ。
③は協会盤コピーと思われるEMBLEMが良い。当盤も良好。

迫力だけではなく、繊細優美さ、そして美しさを感じさせるのが、
フルトヴェングラーの「第4番」。

レビューは、「フルトヴェングラー鑑賞記」より、
ベートーヴェン 交響曲第4番
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by furt-orooro | 2005-07-12 17:07 | フルトヴェングラー
フルトヴェングラー&ベルリン・フィル

「ウラニアの英雄」と並び、美しさと迫力を兼ね備えた、世紀の名演。

GREEN DOOR
GDWF-2001
MELODIYA LPからの盤起し。

壁男さんや、とうめさんが、高く評価されているので、他盤と比べて見る。

SERENADE(CD-R)、OPUS蔵に比べると、圧倒的にパチパチノイズが少ない。
が、音は少々こもり気味(詰まり気味)。とりわけ、高域のスペースが狭く、Vnの伸びが悪い。
音を聴きやすく作っている。

Ⅰ.序奏部:低弦→Vnの分離、流れは良いが、Vnが詰まり気味でVnの伸びと迫力が不足する。
Ⅱ.Vc・DB:しっとりとしっかり聴こえる。
   Vcのテーマ:高貴な音色。
   Vnのテーマ:モヤッとして詰まり気味。
   ホルンのテーマ:「詰まり」気味で混沌。
Ⅳ.冒頭修正。音が微妙に違う。柔らかく音だが、「詰まり」気味。

SERENADE盤で聴くと、
Ⅰ.序奏部: 分離、明瞭さ、Vnの音色と迫力で秀でる。
Ⅱ.Vc・DB:分離良く、しっかりしっとりに加えて、動きがよくわかる。
   Vc:厚さとソフトさがある。
   Vn:まばやいばかりの伸び、「詰まり」なし。


ということで、
音質順だと、
1.SERENADE(CD-R)
2.CROWN PALETTE
3.OPUS蔵:GREEN DOORのような「詰まり」がないので。但し、最強音での破綻あり。
4.GREEN DOOR
5.DREAM LIFE(SACD)

今後、復刻されるなら、1、2以上のものでなければ、価値なし。
これから、聴かれる方には、1を薦める。

◇各レビューは「フルトヴェングラー鑑賞記」より。

◇GREEN DOORのカプリングの、ハンゼンとのピアノ協奏曲第4番
ユニコーンLP起し。こちらはノイズが少なく(DREAMLIFEはノイズ盛大で音が埋もれていた)、
音色もよく、同演奏CDの中ではベストかと。
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by furt-orooro | 2005-07-11 17:19 | フルトヴェングラー