CD鑑賞日誌


by furt-orooro

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こちらは、EMI全集より前の、ステレオ初期の録音。
「第1」、「第5」はステレオ。
「第2」、「第7」はMONO。

何かの本で紹介されていて、以前に購入。
後のEMI盤より、ロマン的で、やることなすことが徹底されており、
バルビローリらしさが、よく出ているので、
EMI盤よりも好んで聴いています。

シベリウスが、後期ロマン派で、マーラーと同時代の交響曲作家であることを認識させる演奏ですね。
それゆえ、シベリウスに「透明さ」や「北欧の旅情」のようなものを求める方には
不向きかと。

中古店でもよく見かけますね。2枚組800円。よほど不人気なんでしょうか。
ちなみに、「クラシックCDの名盤」の中での、宇野氏推薦は、この「第2」。
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by furt-orooro | 2004-12-13 15:10 | バルビローリ

「バルビローリの第9」

マーラー 交響曲第9番
バルビローリ&ベルリン・フィル(BPO)


1963年にバルビローリが客演で同曲を演奏した際、それに感動した楽員からの要望により、
異例のことながら、楽員の総意に基づき、レコーディングがなされたという、「レコード録音史上」の一大メモリアル。
しかもBPOにとってのマーラー初録音。
BPOのマーラー演奏の礎である。
翌1964年の録音でありながら、古さは感じない。

文春新書「クラシックCDの名盤」の中の福島評。
「解釈以前にこの黄金色に輝く豊穣なサウンドを聴こう。天に祝福されたとしか思えない奇跡の音、至福の音。愛に溢れたバリビローリ固有の音色と、剛毅で重量感あるベルリンフィルのサウンドのかくも幸せな融合。」

BPOサウンドを愛する方は、この盤に聴くものが、その原型かつ最高度の表明であることを理解しなければならない。そうでなければ片手落ち。
当盤のサウンドを聴かずして、BPOは語れない!!!


Q1.「バーンスタインはどうか?」って。
唯一BPOに客演した歴史的ドキュメントとしての価値はありますが、
サウンド面では、BPOがバーンスタインに完全に反応しきれておらず、同化してません。
バルビローリ盤では、BPOが指揮者と完全に一体となり、完璧に反応しております。

Q2.「マーラーは苦手です。」
メロディーラインはいたってシンプル、単純明快です。特に、この「第9」は。
4楽章から聴かれてみてはいかがでしょう。バッハの「アリア」が厚くなった感じです。
チャイコフスキーの「悲愴」4楽章のように暗くもありませんので。

◆年末=「第9」=「歓喜」もいいですが、
「第9」=マーラー=4楽章=静かに1年を振りかえり、嫌やことを忘れ(流しさってもらい)、新たな気持ちに癒され、スタートなんていうのも素敵です。
(但し、この演奏に限る)

(2004.12.8 朝1時間早起きして、至福の78分。
完璧な至純なサウンドなので余韻大きく、今日は他は聴けません)
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by furt-orooro | 2004-12-08 09:13 | バルビローリ