CD鑑賞日誌


by furt-orooro

カテゴリ:同曲異演集( 2 )

1.フルトヴェングラー&BPO 1945.1.23 4楽章のみ 
   DISQUES REFRAINまたは、フランス・フルトヴェングラー協会
 フルトヴェングラーの戦中ベルリン最後のコンサート。モーツァルト40番の途中で空爆、停電、中断という極限状態下における、奇跡的に密度の濃いアンサンブル。
終演後、拍手が、最初、一人の人のパチパチ、それが大きな波になっていく。当日にタイムスリップする。
2.フルトヴェングラー&BPO 1952.2.10 (ISLANDPROS)RX
3.フルトヴェングラー&VPO 1947.11 TESTMENT
4.フルトヴェングラー&VPO 1952.1.27 EMI
5.バルビローリ&VPO
6.ボールト&LPO
7.ジュリーニ&BPO ライブ HALLO スタイルはVPOと同じ。BPOのアンサンブルが見事。
8.フルトヴェングラー&BPO 1953.5.18
9.フルトヴェングラー&ACO 1950.7.13
10.フルトヴェングラー&ルツェルン音楽祭管 1947.8.27

(フルトヴェングラー&VPO 1947.8.13 ザルツブルク・ライブ DISQUES REFRAINは未聴。イディア・クラシックに1枚入庫あり。4000円。)

・カラヤン&BPO 1987 オーケストラ美学の頂点。○
・ケンペ&ミュンヘン・フィル:木管中心で室内楽的。×
・チェリビダッケ&シュッットガルト:独特のアーテュキュレーションで新鮮だが、オーケストラのアンサンブル崩壊。×
・チェリビダッケ&ミュンヘン・フィル:こちらの方が良い。○
・ジュリーニ&LAPO:アンサンブルに限界あり。×
・ジュリーニ&VPO:重厚流麗で堪能できる。◎
・モントゥー&ACO:ギヤチェンジが急で流れを損なう。△
・クーベリック&BRSO:Vn両翼配置の良さはあるが、ライブゆえ粗い。×
・ベイヌム&ACO:滋味深い響き、ブラームス的。◎
・ハイティンク&ボストン響:渋い。カラー不足。×
・小澤&サイトウ・キネン:技量と流れの良さはわかるが、彫の深さに不足。×
・ヨッフム&BPO:ベームよりもバランスよい。◎
・ヨッフム&LPO:渋い音色も音質で損をしている。△
・ザンデルリンク&SKD:オーソドックスな名演。○
・ザンデルリンク&ベルリン響:最遅。渋すぎ。△
・ベーム&BPO:峻厳さ、剛毅さと美しさで主張あり。厳しすぎか。△
・ベーム&VPO:VPOの良さで、丸みを帯びる。○
・ケルテス&VPO:ケルテス流のオーケストラ・ドライブで魅力的。◎
・バーンスタイン&VPO:ドラマチック。△
・アーノンクール&BPO:化粧を落として斬新もフレーズ窒息気味。×
・アバド&BPO:一つの規範演奏だが安全運転。○
・シューリヒト&スイス・ロマンド:フルトヴェングラー以上の推進力もオケ薄手。×
・ミュンシュ&パリ管:1回勝負で聴くべし。○
・クレンペラー&PO:重厚だが、メリハリなし。×
・セル&クリーブランド:室内楽的と緩急が急。△
・ショルティ&CSO:強弱のメリハリ大。剛毅も窮屈。△
・ワルター&コロンビア:構成美と歌謡性で○。
・ヴァント&NDR:オーケストラ崩壊。×
・トスカニーニ&NBC:洗練されたアメリカ流。△

◇音楽之友社「リーダーズチョイス」による集計
数字は当初集計合計195票の内の票数
1.ミュンシュ&パリ管(1968) 18
2.カラヤン&BPO(1987) 16
3.ベーム&BPO(1959) 15
4.バーンスタイン&VPO(1981) 12
5.フルトヴェングラー&BPO(1952) 11
6.ベーム&VPO(1978)11
7.小澤&サイトウ・キネン 9
8.アバド&BPO(1990) 8
8.ワルター&コロンビア(1959)8
10.ジュリーニ&VPO(1991) 7
11.ジュリーニ&LAPO(1981) 6
11.フルトヴェングラー&VPO(1952) 6
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by furt-orooro | 2005-09-13 15:31 | 同曲異演集
ブラームス:交響曲第4番

「晩秋」のイメージがありますか?
バルビローリで聴くと、木の葉が散る感じがしますし、
ザンデルリンク&ベルリン響で聴けば、「晩秋」を
通り越して、「冬」になりますでしょうか。

しかし、今回の、フルトヴェングラー&BPO、
DELTA CLASSIC盤で聴けば、キラキラと煌く色彩感と、
高低遠近の立体感があり、「春」のイメージ。

超私的ベスト10

1.フルトヴェングラー BPO 1943.12.13-15 DELTA盤
  色彩感と立体感あり。

2.フルトヴェングラー BPO 1948.10.24 EMI盤
  最初の「H」はこれが深遠精美。

3.フルトヴェングラー BPO 1949.6.10 TAHRA盤
  BPOの音色と、木管の名人芸。

4.フルトヴェングラー VPO 1950.8.15 ORFEO盤
  こちらはウィーンの響き。低域も充実。

5.バルビローリ VPO 
   「郷愁」と「哀感」漂う。

6.シューリヒト バイエルン放送響(BRSO)
  リズミカルに疾駆する。バルビローリ、ジュリーニの対極。

7.ボールト LPO
  淡々と見えながら、実はロマン的。

8.ジュリーニ VPO

9.ザンデルリンク ベルリン交響楽団
  ジュリーニ以上に遅いテンポで、ほとんどストップモーション。渋い魅力。

10.ヨッフム LPO

・ワルター、コロンビア交響楽団:オーケストラが明るすぎて曲想にマッチしない。
・ワルター、NYP ワルターのカンタービレがしっくりこない。
・クライバー、VPO シャープな表現で「激しい」。
・ベーム VPO 音色は良いのに、テンポとシャープな表現で損をしている。
・カラヤン BPO 流れ主体で、息と彫が浅い。
・バーンスタイン VPO 不自然なドラマで、そこまでしなくてよい。

ということで、ブラームスの「第2番」「第3番」とほぼ同様になっている。
わたくしの好みの指揮者は、ブラームスを、しっとりたっぷりしなやかに聴かせてくれるマエストロとなっている。
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by furt-orooro | 2005-03-23 17:07 | 同曲異演集