CD鑑賞日誌


by furt-orooro

DG ORIGINAL MASTERS BOX

フルトヴェングラー&ベルリン・フィル、ウィーン・フィル

DG 474030-2

monostatics様ご指摘の通り、
エミール・ベルリナー・スタジオの
リマスター。

「マスタリング担当者が複数いて若干傾向の違いはあるよう」
とのことだが、その通りで、リマスターが成功しているものと失敗しているものがある。

成功しているもの
1.フランク 交響曲(1945.1.28)
 フルトヴェングラー資料室では、
「SWFLPを板おこしした部分がある。DG日本盤よりノイズリダクション少なく明瞭音質。」
とある。
 DG日本盤(POCG-2340)の第1楽章、第3楽章の音揺れも改善されている。音は豊かで分離が良い。

2.チャイコフスキー 「悲愴」 (1951.4.22 カイロ)
 DG国内盤POCG-2348より、各楽器の分離が良く、音の厚みは失われておらず、高域から低域まで豊かに聴ける。

3.シューベルト「未完成」 (1952.2.10)
 演奏が凄い名演なので、リマスター云々より、演奏に引き込まれる。
 ただし、ドイツ協会盤はあまりに金属的な音でいけない。

*1と2に関しては、もっと高く評価されてよいだろう。

失敗しているもの
1.ベートーヴェン 第7番
2.ブラームス 第2番(1945.1.28)
3.ブルックナー 第8番(1944.10.17)
4.ワーグナー 管弦楽曲
これらは音ではなく線になってしまっており、演奏を歪めている。
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by furt-orooro | 2007-11-15 05:15 | フルトヴェングラー