CD鑑賞日誌


by furt-orooro

「ストックホルムの第9」 アメリカ協会

フルトヴェングラー
&ストックホルム・フィル、
合唱団

1943.12.8
ストックホルム音楽祭でのライブ

アメリカ・フルトヴェングラー協会
WFSA-2002

オーケストラ、コーラスの性能が劣り、フライングやミスも散見されるが、ライブならではの緊張感と客演で一大作品を作り上げて行く共同作業を垣間見ることができる。
第1楽章冒頭は、オーケストラのタクトへの反応が鈍く心もとないが、展開部に入ると俄然よくなってくる。レガートの流麗な流れの中にフレーズが最大限にうねるように音となって行く。強音部はエネルギッシュで雄大壮麗。
第3楽章は19分26秒とバイロイトよりも遅いテンポ。弦の厚みにウィーン・フィルやベルリン・フィルのような厚みはないが、フレーズの彫は深く、レガートによる流麗は流れに魅了される。

音質。スクラッチノイズは持続するが、年代の割には良い音である。
ダイナミックレンジも広く、何段階かに及ぶffも概ね破綻なく聴くことができる。
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by furt-orooro | 2007-10-01 23:51 | フルトヴェングラー