CD鑑賞日誌


by furt-orooro

ベートーヴェン:交響曲第5番 1947.5.27

フルトヴェングラー&
ベルリン・フィル

1947.5.27
戦後復帰演奏会3日目

MYTHOS CD
MPCD-5003

DGG LPM18724 ホワイトテストレーベルLP盤起し。

一聴すると「凄い」のだが、「どこか変だ」。
「ウラニアの英雄」、「バイロイトの第9」の同レーベルGHシリーズCD-R同様、ダイナミクスの操作が行われているのだろう。強音部の大きさが一定になっているようだ。
それゆえ、細かな強弱のダイナミズムのニュアンスを聴くことができない。

当演奏について、ジョン・アードインは、
「フルトヴェングラーの関心は中心的な戦い-ベートーヴェン作品の開始を理解し、征服すること-にのみ向けられている。したがって、ダイナミクスや速度の調整は全体像を視野に入れてバランスがとれており、各楽章の主題という堂々たる岩がちの屋根に挟まれた、渓谷のような扱い方になっている」
と述べているが、
その視点は失われてしまっている。

RX-4101(CD-R)ではそのあたりのニュアンスを聴くことができる。
個人的には、RX-4101の黒光りするような落ち着いた(臨場感のある)雰囲気のある音を好む次第である。
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by furt-orooro | 2007-05-02 23:35 | フルトヴェングラー