CD鑑賞日誌


by furt-orooro

ベートーヴェン:「フィデリオ」 1950.8

b0056240_12461688.jpgフルトヴェングラー&ウィーン・フィル
1950.8.5 etc
ザルツブルク音楽祭ライブ

HUNT CDWFE-354

当時のザルツブルク音楽祭の話題をさらった圧倒的な演奏。

第1曲の二重唱は、シュワルツコップとデルモータ、
第2曲のアリアは、シュワルツコップ、
第3曲の四重唱は、+グラインドルとフラグスタート、
と超豪華メンバーのため、
聴き始めると、途中で止めることが難しい。
どこを聴いても、名歌手たちの名唱。
「囚人たちの合唱」の格調の高さもすばらしく、
巨匠が偉大なる名合唱指揮者であることも実感する。

当CDは、第1幕は、エアチェックのような音で心もとないが、第2幕は一転、十二分な音質で楽しめる。
OPUS蔵、OPK-7004/5は、米BJR盤LPから復刻であるが、かなりのドンシャリな音にリマスターしている。低域は豊かで明瞭であるが、ソプラノが入ると歪みや音割れが生じ、高域は窮屈。
当CDは、「囚人の合唱」のVnの色彩感ある伴奏、第2幕序曲の深さと暗さ、など、細かなニュアンスがわかり、落ち着いた味わいがある。
(提供:M川様)

EMI輸入盤については後日。

「フルトヴェングラー鑑賞記」に「フィデリオ」のINDEXと、同公演レビュー追加。
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by furt-orooro | 2007-02-16 12:40 | フルトヴェングラー