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CD鑑賞日誌


by furt-orooro

ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 1947.10

ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 1947.10_b0056240_12521920.jpg(Vn)メニューイン
フルトヴェングラー&ルツェルン音楽祭管弦楽団
1949.8.29-31(EMIは10.7と表記)

当ブログ5月30日の記事の追加訂正。

◇主なCD
1.東芝 TOCE-6066 (写真) ◎
2.EMI(ELECTROLA) CZS 25 2321 2 ○
3.EMI CDH-7 63496 2 ×
4.東芝EMI TOCE 9086/90、ブライトクランク △
5.東芝EMI TOCE-3795(特典盤はBCD-0039)、HS-2088 ×
6.TAHRA FURT-1088/9 ×
7.EMI Great Artists of the Century 62822 ARTリマスター ×

3.CEDERのリマスターのためモコモコとこもりぎみ。
5.パワフルだが、荒れ気味の単なる音の洪水となっており、デリカシーに不足する。
6と7.音色がなく最悪。
2.MONO表記だがブライトクランク。4と同じではない。4は音場が広がる分、音は薄まる。2は、広がりもほどほどで、音は厚く鮮明。

1は未聴だったのだが、Nさんがご厚意で声をかけてくださり、貴重なCDをお貸しくださった。
ご厚意に感謝します。
このジャケットだったのか。現物はマーブルディスクで1度見ただけで忘れていた。

音の違いは素人耳にも明白。これほど違うとは思っていなかった。
1は、ノイズ大きいものの、 音の厚み、潤いとソフトさでベスト。特にVcの音色の適度な大きさと潤いある音色、1楽章カデンツァの音の鮮度の良さ、空気感と残響など、これでこそ真価がわかる。

レビューは、「フルトヴェングラー鑑賞記」より。
by furt-orooro | 2006-06-09 13:01 | フルトヴェングラー