CD鑑賞日誌


by furt-orooro

メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 庄司紗矢香 

b0056240_17182895.jpg庄司紗矢香
チョン・ミュンフン
フランス国立放送フィル
ユニバーサル(DG) UCCG-1273

Vnソロは、スローテンポで1音1音をしっかりとした豊かな音として行く。
チャイコフスキーでもその傾向があるのだが、オーケストラのフォルテシモの強靭さが、激しさとしてのマイナスに作用して、「騒々しい、そこまで必要ない」との印象を与える。
Vnソロとのバランスが悪い(並みの奏者なら埋もれてしまうだろうが、庄司女史ゆえに対等に張り合えるのだが)。

1楽章、カデンツァの漸弱漸強の豊かな表現、弱音強音各々に適した確かな音量とその対比の大きさ。
2楽章中間部もオーケストラは物々しく重々しく、そこまでの激性は必要なしと思われ、Vnソロの情感とは異質になってしまっている。
3楽章冒頭のVnソロなど、豊かさに透明さが加味され、すばらしい。
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by furt-orooro | 2006-04-03 22:00 | 日記