CD鑑賞日誌


by furt-orooro

ブラームス:ピアノ協奏曲第2番 (P)フィッシャー 1942.11.

b0056240_1750545.jpgフルトヴェングラー&ベルリン・フィル
(P)フィッシャー
1942.11.8,9
マグネトフォン・コンサート

1楽章は、どの盤も音が悪く、ピアノの音は最強音で割れる。2楽章以降は見違えるように音質は良くなる。
ピアノは決して「巧く」はない。ミスタッチも多い。
それでも、オーケストラ演奏は、だれよりも雄大、流麗。弱音部は繊細優美。
強弱の大きなコントラストに酔う。

◇主なCD
1.テープ系
 ① MELODIYA
 ② DG
 ③ TESTAMENT
2.盤起し系
 ④ VENEZIA
 ⑤ OPUS蔵 (写真)

◇今回のOPUS蔵盤。OPK-7018
ノイズは小さい。やはり低域が全体を覆うようになる。3楽章のVcの伴奏となるDBのpizz、VENEZIA盤ではポンポンという音だが、OPUS蔵盤では、ボーンボーンと全体に広がる。増幅感や不自然さはない(ボゾボゾとするのでもない)。ただし、「これでこそ」と思うか、「これほど要らない」と感じるかは、好みによる。
同じく3楽章、中間部の終わりから再現部(Vcのテーマが再現されるまで)にかけての弱音部は、ノイズが小さいこともあって、フルトヴェングラー独特の大きな「間」、「空間」、そして空気感まで、美しく聴き取れて感動的。

レビューは「フルトヴェングラー鑑賞記」より。
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by furt-orooro | 2006-03-03 20:30 | フルトヴェングラー