CD鑑賞日誌


by furt-orooro

ポリドール録音集 聴き比べ

b0056240_12583086.jpgフルトヴェングラー&ベルリン・フィル

① OPUS蔵 OPK-2036
SP盤起し。重低音は魅力的。

② DG "The Fascination of Furtwangler"
00289 477 5238
SP盤及びLP盤起し。

③ フランス・フルトヴェングラー協会 SWF042-043
SP盤起し。

【1】 メンデルスゾーン 序曲 「フィンガルの洞窟」 1930年
 3者に共通なのは、この曲。
①OPUS蔵
 Vnの高音は麗しく、低域も「魔弾」他に聴かれるような増幅感がなく、解像度が良い。
 高低の音色のコントラストが大きい。
②DG
b0056240_13263930.jpg ブックレットの写真からすると、金属原盤からの復刻らしい。
 音が柔らかい。高域低域の伸びは抑えられているが、丸みのあるソフトな音色。
 全編DBがソフトに聴こえるのが良い。
③協会盤
 OPUS蔵に比べると、音がやせている。DGに比べると音色はドライで、均質化している。

 ということで、①or②>>>③

【2】 ウェーバー 「魔弾の射手」 序曲 1935年
 ①vs③
①OPUS蔵
 低域が厚いのだが、突出(偏重)。高域の伸びも悪い。
③協会盤
 整音感があるが、高域低域ともに適度で、バランス的には悪くない。

 こちらは、引き分け。

【3】 モーツァルト「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」 1936-37年
 ②vs③
②DG
 高域は麗しいのだが、最強音で音が割れる。低域は音はあるが、解像度が悪い。
③協会盤
 「魔弾」ほどの整音感はない。高域の麗しさはDGに及ばないが、高低ともに分離はまずまず。

 これも、引き分け。

【4】 ワーグナー 「ジークフリートの葬送行進曲」 1933年b0056240_13273634.jpg
 ②vs③
②DG
 音色は柔らかいが、厚みと太さに乏しく、迫力がない。
③協会盤
 これは協会盤のメインである。日本のコレクター、藤森朗氏提供のSP使用。
 高低の均質化がなく、分離良く、音色差大。低弦の威力も音色が薄くならず、芯があり、迫力というか迫ってくるものがストレートに響いてくる。

 これは、③>>>②

*協会盤レビューは、「フルトヴェングラー鑑賞記」より
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by furt-orooro | 2006-02-14 12:45 | フルトヴェングラー