CD鑑賞日誌


by furt-orooro

「ルツェルンでの第9」 KING盤

b0056240_955267.jpgフルトヴェングラー&フィルハーモニア管弦楽団
1954.8.22
ルツェルンでのライブ。

KING(SEVENSEAS) KICC-2290

デニス・ブレインが首席奏者としてホルンを吹いているということもあり、この演奏を高く評価される方は多い。
第3楽章で、フルトヴェングラーの到達した別次元の至高の境地や、4楽章のソリストのレベルの高さなど、特筆すべきことは多い。
が、しかしである。コーラスの出来が悪すぎて、すべてを相殺してしまうと感じるのは、小生一人であろうか。
テノール、バスの“Bruder! uberm”、!のあとの休止が巨匠の同曲演奏中最も明瞭に決まっているのに、続くuの高音がいかにも苦しい。
アルトの“Seid”からのフーガ、アルトが「歌」でなく「叫ぶ」になってしまっている。

モントゥー&LSOの「合唱」で、オーケストラの芸術的な格調の高さに、ソリストが達していないのと同じような現象である。

「ルツェルンの第9」、主なCDだと、
1.CETRA国内盤、ササキレコードで3500円
2.KING当盤
3.TAHRA
4.TAHRAリマスター盤

レビューは「フルトヴェングラー鑑賞記」より。
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by furt-orooro | 2005-12-05 08:00 | フルトヴェングラー