ブラームス:交響曲第1番 NDR
2005年 11月 24日
(北ドイツ放響、NDR)
1951.5.27 ハンブルク、
ムジークハレでのライブ
この演奏を巨匠の同曲演奏のベストに推す方もおられる。
確かに、全編丁寧に演奏され、構築力は見事である。
1.フランス・フルトヴェングラー協会
SWF-811
2.RVC R32C-1092
CDでは他に、
3.TAHRA
4.TAHRA リマスター盤
5.EMI(NDR)盤
がある。
3はステレオプレゼンス、残響付加。音の再現性は良いが、不自然さがある。
4.5は、音はあれども音色はなく、そうでなくてもドライな響きであるのに、リマスターでドライさが増し、聴くに耐えない。
1.2はともに、臨場感と潤いある音色が残され、これでこそ演奏の真価がわかる。
1楽章序奏部のVcとDB(1:28-)、2楽章冒頭のDB(0:25-)、
1は広がる空間と音色があり、2は広がりはないが密度の濃い音色がある。
1はタワー渋谷で5000円。中古では見かけない。仏協会経由での入手になる。
2は廃盤。ササキレコードに7000円?であったが売れてしまった。