ハイドン:交響曲集 DELTA 好復刻
2005年 09月 14日
1.交響曲第88番「V字」 トリノ・イタリア放送交響楽団 1952.3.3
2. 同 第94番「驚愕」 VPO 1950.6.25 ストックホルム・ライブ
3. 同 第104番「ロンドン」 テアトロ・コロン管弦楽団 1950.4.14
DELTA
DCCA-0015
dynamidenさんがお貸しくださった。
1.VPO並みの麗しい弦楽器群。4楽章の猛烈な速さの下で弾き切る様は圧巻。
2.MUSIC&ARTS盤のようにドライではなく、潤い感があり、好復刻。スタジオ録音以上にVPOを堪能できる。
3.DISQUES REFRAIN(DR)盤以上に聴きやすい。
DR盤は低域の音色を削いでおり、音はあるが、音色はダイソーCDの類のようになっている。
今回のDELTA盤は、 低域のソフトな音色が明瞭で、高低がしっかりしている。
エーリッピ・クライバーの薫陶を受けた弦楽器群の厚み。それを生かしきるフルトヴェングラーのオーケストラ・ドライブ。
1ヶ月遅れですが、好復刻で、これは買いです。
レビューは「フルトヴェングラー鑑賞記」より。
今月末にはDELTAから、
幻の(?)(DISQUES REFRAIN廃盤)1950.6.18のシューベルト「ザ・グレイト」が出る。
DISQUES REFRAIN盤以上の音質が期待できる。
*DISQUES REFRAIN廃盤となっていますが、イディア・クラシックには1枚入庫しています。