CD鑑賞日誌


by furt-orooro

ブルックナー:交響曲第7番 1951.5.1

フルトヴェングラー&ベルリン・フィル
1951.5.1
ローマでのライブ

FURT1098

山岸さんが、「暖かく重厚な音色が再現されている」と述べておられる。
確かに、Vnの麗しい高音、こくと潤い感のあるVc・DB。その高低の谷間がしっかりと形成される。MONOでありながらのカラフルさは驚異的。

当日のプログラムは、他に「タンホイザー」序曲、「ドン・ファン」(DELTA)、ドビュッシー「夜想曲」より「雲」と「祭り」(KING)。
ドビュッシーに聴くのと同じ、色彩感に富む精緻なアンサンブル。
フルトヴェングラー&BPOサウンドの戦後の絶頂期。

演奏は、フルトヴェングラーの同曲演奏中、最もフォルムのしっかりしたものである。オーケストラの反応も鋭く、各フレーズが最大限に奏でられていく。

遅ればせながら、これは買いです(チャイコフスキー2枚組よりも)。
但し、表紙のこの写真はいけません。この若さと1951年がミスマッチ。
人によっては、写真見て、フルトヴェングラー若い=録音古い=音質悪い、
とのイメージになるでしょう。
このCDはマニア向けではなく、この曲を好む人に聴いていただきたいものです。
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by furt-orooro | 2005-07-21 09:43 | フルトヴェングラー