CD鑑賞日誌


by furt-orooro

ワルターの「田園」

ベートーヴェン:「田園」
ワルター&コロンビア交響楽団
1958.1.13、15、17

BRUKABE
BRCD (CDR)番号なし

日本コロンビア OS194の盤起し。

BRUKABE CDRは概して自然な音質で、音質良い。
但し、プライベートな非売品。

これも、潤いある音が豊かに響いてくる。
VcやDBが1本にきれいにまとまっているのであるが、音質がクリアな分、
奏者数が少ないのも明らかになるようだ。
左右の高低は分離良く、センターに木管群が美しく入る。
但し、金管が遠く、音が小さい。特に5楽章冒頭のホルンのテーマなど、ほとんど聴こえない。

シャープな表現でありながら、その部分のみが強調されて、そのように感じさせないところが、ワルターの偉大な演奏の所以ではないだろうか。
歌うべきところは、強烈なレガートでないながら、音を一つ一つ、しっかりと歌わせて、流れを損なうことがない。
歌心と、鋭角鋭敏な表現のバランスが良い。
各フレーズの「入り」の繊細さ、神妙さは不足する。

木管群も音量、音色豊かで、歌い回しも良い。
2楽章結部の、鳥のさえずりは、フルトヴェングラー&VPO TOCE7530-4に聴くところの、
精美深遠さには及ばない。
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by furt-orooro | 2005-07-04 09:45 | 他の指揮者