CD鑑賞日誌


by furt-orooro

ブラームス:交響曲第4番

ブラームス:交響曲第4番

「晩秋」のイメージがありますか?
バルビローリで聴くと、木の葉が散る感じがしますし、
ザンデルリンク&ベルリン響で聴けば、「晩秋」を
通り越して、「冬」になりますでしょうか。

しかし、今回の、フルトヴェングラー&BPO、
DELTA CLASSIC盤で聴けば、キラキラと煌く色彩感と、
高低遠近の立体感があり、「春」のイメージ。

超私的ベスト10

1.フルトヴェングラー BPO 1943.12.13-15 DELTA盤
  色彩感と立体感あり。

2.フルトヴェングラー BPO 1948.10.24 EMI盤
  最初の「H」はこれが深遠精美。

3.フルトヴェングラー BPO 1949.6.10 TAHRA盤
  BPOの音色と、木管の名人芸。

4.フルトヴェングラー VPO 1950.8.15 ORFEO盤
  こちらはウィーンの響き。低域も充実。

5.バルビローリ VPO 
   「郷愁」と「哀感」漂う。

6.シューリヒト バイエルン放送響(BRSO)
  リズミカルに疾駆する。バルビローリ、ジュリーニの対極。

7.ボールト LPO
  淡々と見えながら、実はロマン的。

8.ジュリーニ VPO

9.ザンデルリンク ベルリン交響楽団
  ジュリーニ以上に遅いテンポで、ほとんどストップモーション。渋い魅力。

10.ヨッフム LPO

・ワルター、コロンビア交響楽団:オーケストラが明るすぎて曲想にマッチしない。
・ワルター、NYP ワルターのカンタービレがしっくりこない。
・クライバー、VPO シャープな表現で「激しい」。
・ベーム VPO 音色は良いのに、テンポとシャープな表現で損をしている。
・カラヤン BPO 流れ主体で、息と彫が浅い。
・バーンスタイン VPO 不自然なドラマで、そこまでしなくてよい。

ということで、ブラームスの「第2番」「第3番」とほぼ同様になっている。
わたくしの好みの指揮者は、ブラームスを、しっとりたっぷりしなやかに聴かせてくれるマエストロとなっている。
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by furt-orooro | 2005-03-23 17:07 | 同曲異演集