ザ フルトヴェングラー CDレビュー ブログ
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# by furt-orooro | 2007-12-21 15:15 | フルトヴェングラー | Comments(1)
フルトヴェングラー 2007年リリースCD ベスト10
フルトヴェングラー
2007年リリースCD
個人的ベスト10

1.「ウラニアの英雄」 
 DELTA DCCA-0031
2.「バイロイトの第9」 
 フルトヴェングラー・センター
3.ブラームス Sym.1. 北ドイツ 
 DELTA 
4.ブラームス 交響曲全集 
 仏独協会
5.ベートーヴェン 「英雄」 1947 
 日本フルトヴェングラー協会
6.ベートーヴェン 「合唱」 1942.4.19 VENEZIA
7.ベートーヴェン Sym.7&8. DELTA
8.「1954年のバイロイトの第9」 日本フルトヴェングラー協会
9.ベートーヴェン Sym.4&5. OTAKEN TKC-311
10.「バイロイトの第9」 OTAKEN TKC-309

1.同演異盤CDの中の決定盤。
突如出現の2。これが本公演で従来のEMI盤はリハーサルと本番の編集であることが明らかになる(反対の見解を持つ方もおられ今後更なる検証が必要)。
優劣の問題ではなくバイロイトの公演を2種類で聴けるとは何ともうれしいことである。
4.Sym.1が自然な放送音。ドイツ協会盤と比べると、後者は聴きやすくしているものの、あまりに線が細い。


# by furt-orooro | 2007-12-01 23:21 | フルトヴェングラー | Comments(6)
モーツァルト:交響曲第40番 1944.6
AS-DISK
AS-112

3巨匠の同曲演奏を堪能できる好企画。
フルトヴェングラーの演奏は、1949.2.8表記だが、
実際は、1944.6.2,3 ムジークフェラインでのマグネトフォン録音。
第1楽章第1主題をポルタメントしている演奏。
音質は温かみのあるふくよかな音で、
ドイツ協会盤のような歪みもなく、
TAHRA、HISTORY、ダイソー100円CDなど、
同演異盤中では最良と思われる。
もっと取り上げられて良いCD。

1.フルトヴェングラー/ウィーン・フィル 1949.2.8 表記
  5’31(リピートなし 提示部1’48) 8’20 4’38 4’31
2.ワルター/ベルリン・フィル 1950.9.25
  6’17(リピートなし) 8’07 4’27 4’38
3.トスカニーニ/NBC 1953.3.12
  7’22(リピートあり 提示部1’42) 7’08 4’22 4’33

このワルターの演奏はラレンタンドや長い休止が強烈な印象を与える。モーツァルトというよりは、ワルターのロマンティックさを反映したものとなっている。ベルリン・フィルへは客演なのだろう。オーケストラは幾分とまどいながら、タクトによく反応しているように感じられる。
トスカニーニの演奏は、第3楽章まで、フルトヴェングラーよりも快速。第2楽章など、フルトヴェングラーとワルターの「歌」を横目で見ながら、気持ちの良いほど快活に進められて行く。
全体としては、サッサッ、バサッと音が置かれて行く。1音1音は明瞭だが、フレーズとすると、「隅々まで歌い抜かれる」との印象は残らない。
フルトヴェングラーの演奏は、ワルターほどテンポ変化は大きくなく、トスカニーニのようにあくせくしない。音が大河の如く自然な「歌」となって奏でられている。
# by furt-orooro | 2007-11-27 12:30 | フルトヴェングラー | Comments(0)
「バイロイトの第9」 バイエルン放送音源 ORFEO
フルトヴェングラー&バイロイト

1951.7.29 ライブ
ORFEO
バイエルン放送音源

12月28日発売

バイエルン放送音源なので、センター盤の同演異盤。

ORFEOなので、
リマスターは、アイヒンガーとクラウスと予想される。
これまでのORFEOのフルトヴェングラーものの音は、
ノイズリダクション多用による低域の漂白化、高域のキンキンとした金属的で「線」的な音である。
それで、センター盤の価値がなくなることはないと思われる。
# by furt-orooro | 2007-11-26 05:51 | フルトヴェングラー | Comments(0)
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 シュナイダーハン
フルトヴェングラー&ベルリン・フィル
(Vn)シュナイダーハン

1953.5.18
ティタニア・パラストでのライブ

DG
POCG-2351

オーケストラの音に力が漲っている。
第1楽章冒頭を聴くだけで、当日の会場に連れて行かれてしまう。
第2主題をたっぷりと鳴らさせてくれるのが心地よい。
シュナイダーハンのソロは、澄んでおり、細いながらも、オーケストラに溶け込み、
巨匠の芸風にも通じている。
カデンツァはヨアヒム作を使用。
# by furt-orooro | 2007-11-20 23:05 | フルトヴェングラー | Comments(1)
DG ORIGINAL MASTERS BOX
フルトヴェングラー&ベルリン・フィル、ウィーン・フィル

DG 474030-2

monostatics様ご指摘の通り、
エミール・ベルリナー・スタジオの
リマスター。

「マスタリング担当者が複数いて若干傾向の違いはあるよう」
とのことだが、その通りで、リマスターが成功しているものと失敗しているものがある。

成功しているもの
1.フランク 交響曲(1945.1.28)
 フルトヴェングラー資料室では、
「SWFLPを板おこしした部分がある。DG日本盤よりノイズリダクション少なく明瞭音質。」
とある。
 DG日本盤(POCG-2340)の第1楽章、第3楽章の音揺れも改善されている。音は豊かで分離が良い。

2.チャイコフスキー 「悲愴」 (1951.4.22 カイロ)
 DG国内盤POCG-2348より、各楽器の分離が良く、音の厚みは失われておらず、高域から低域まで豊かに聴ける。

3.シューベルト「未完成」 (1952.2.10)
 演奏が凄い名演なので、リマスター云々より、演奏に引き込まれる。
 ただし、ドイツ協会盤はあまりに金属的な音でいけない。

*1と2に関しては、もっと高く評価されてよいだろう。

失敗しているもの
1.ベートーヴェン 第7番
2.ブラームス 第2番(1945.1.28)
3.ブルックナー 第8番(1944.10.17)
4.ワーグナー 管弦楽曲
これらは音ではなく線になってしまっており、演奏を歪めている。
# by furt-orooro | 2007-11-15 05:15 | フルトヴェングラー | Comments(0)
ベートーヴェン:交響曲第7番&第8番 1953.4.14
フルトヴェングラー&ベルリン・フィル
1953.4.14
ティタニア・パラストでのライブ

音に力感があり、達観した境地からの美と構築力。

同演異盤CD比較
1.DG 415 666 2
 (国内盤 F35G-50280)
2.DG(OIBP)
3.DG(ボックスセット) エミール・ベルリナー・スタジオのリマスター
 (訂正いたします ご指摘に感謝します)
4.ドイツ協会
 アイヒンガー、クラウス両氏のリマスター

Sym.8 は さらに
5.日本フルトヴェングラー協会
  WFJ-24

がある。

どれも音源は自由ベルリン放送のテープ。
音の豊かさは1>2>3>4 となる。
4は、きれいな音に仕上がっているが、音が細く、音というよりは「線」と言えるのではないだろうか(東芝HS-2088 リマスターと同傾向)。きれいに鳴って分離は良いが、音の豊かさと厚みは失われている。
# by furt-orooro | 2007-11-14 12:10 | フルトヴェングラー | Comments(3)
ヴェルディ:「オテロ」 1951.8.7
フルトヴェングラー&ウィーン・フィル
1951.8.7
ザルツブルク音楽祭でのライブ

Foyer 2CF-2002
HUNT CDWFE-353
RODOLPHE RPC-32561/2

ザルツブルク音楽祭での「オテロ」の初上演。
ということもあって、巨匠のスコアリーディングは綿密を極めたであろう。
1音1音が意味のあるものとして生かされている。
ヴェルディらしくなく、良い面で格調高い。
第1幕「乾杯の歌」、第3幕ラストの五重唱から六重唱など、芸術的で格調高いため、オペラの舞台とは別世界で音楽に浸ることになる。
伴奏が雄弁であることは、巨匠の常である。
第4幕など、ウィーン・フィルの柔らかで優しいサウンドが、悲劇からの救いとなっている。
# by furt-orooro | 2007-11-13 12:50 | フルトヴェングラー | Comments(6)
フルトヴェングラー 2007年リスリングCD ベスト20
恒例、
2007年ニューリリースを除き、
2007年これまでに聴いたフルトヴェングラーのCDの内、ベスト20

1.ベートーヴェン 田園 ウィーン・フィル
1943 東芝 TOCE-6056
美しい。ただひたすら美しい。戦時ウィーンでよくもこのような音色が出せるものだ。

2.ベートーヴェン 英雄 
ベルリン・フィル 
1952.12.8 
RODOLPHE RPV-32801

ティタニア・パラストのステージが眼前に広がる臨場感





3.ベートーヴェン  Sym.4.
ウィーン・フィル 
1950
東芝 TOCE-6180
品位と品格、気品のある名演。
ストックホルム・フィルとの「レオノーレ第3番」リハーサルの対訳あり。 


4.ベートーヴェン Sym.5. ベルリン・フィル 1937
  日本フルトヴェングラー協会WFJ-15/16 
5.ベートーヴェン Sym.5. ベルリン・フィル 1926 
  WFJ-18
  1926年と1937年のベルリン・フィルの黄金のサウンドを堪能できる

6.ベートーヴェン 合唱 ウィーン・フィル 1953.5.31 HUNT
7.ベートーヴェン 合唱 ベルリン・フィル 1937.5.1 
  日本フルトヴェングラー協会WFJ-19 「ロンドンの第9」のベストCD。
8.モーツァルト P.con.20. 東芝 TOCE-6068 
  同演異盤を何枚も聴いたが結局はこれがベスト。自然なサウンド。
9.ベートーヴェン Sym.8. ベルリン・フィル 1953.4.14 WFJ-24
  意外にも音が鮮明で良い。
10.ブルックナー Sym.7. ベルリン・フィル 1951.5.1 ARKADIA 
  ローマでのライブ。至高のブル7。
11.ベートーヴェン Sym.7. ベルリン・フィル 1943 SWF-941
  SWF-941Rよりも断然良い。
12.ベートーヴェン 田園 ベルリン・フィル 1954.5.24 HUNT CD-504
  但しNUOVA ERAには及ばない。
13.リスト 前奏曲 ウィーン・フィル 東芝 TOCE-6070
14.ブラームス ドイツ・レクイエム ストックホルム・フィル 東芝 TOCE-6062/3
15.モーツァルト ドン・ジョバンニ 1950 ARKADIA
16.バッハ マタイ受難曲 東芝
17.シューベルト 「ザ・グレイト」 日本フルトヴェングラー協会
18.ベートーヴェン 合唱 ストックホルム・フィル アメリカ協会
19.グルック、ケルビーニ、ウェーバー 管弦楽曲集 東芝 TOCE-6069
20.ヴェルディ 「オテロ」 RODOLPHE

2006年度版はこちら。
2007年リューリリースCDベスト10は12月に予定。
# by furt-orooro | 2007-11-02 23:59 | フルトヴェングラー | Comments(0)
ブラームス:交響曲第1番 1951.10.27 DELTA
フルトヴェングラー&北ドイツ放送響

1951.10.27
ハンブルク、ムジークハレでのライブ

DELTA
DCCA-0041

音源の記載はない。
「PLEXMASTER」表記なので、盤起し(RCL-3335)と推測される。

ふくよかな音で、各楽器の音色、高低の分離も明瞭。
RVC盤(R32C-1092)より、各楽器の音色と高低の分離は良い、と思われる。
RVC盤が廃盤入手困難な中、このような良質の復刻がリリースされるのは、良いことである。
同演異盤CDのベスト。

Coupling
ブラームス ハンガリー舞曲第1,3,10番 ウィーン・フィル 1949.4
当然のことながら、オーケストラの音色が全く異なる(巨匠が振る、どのオーケストラも同じ音にしてしまう復刻が多いので、このような歴然とした違いを聴くと、かえって安心する)。
ウィーン・フィルらしいふくよかで色艶の良いサウンド。好復刻。
# by furt-orooro | 2007-10-30 12:40 | フルトヴェングラー | Comments(7)
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